Birthstones - Atelier SUZURAN

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10月の誕生石

オパール - Opal - 蛋白石

クリスタル（水晶）を構成する珪酸が水に溶け、石の割れ目などにしみこんでできたもので、成分に"水"を含んでおり、結晶を持たない、もろい石.
水の含有量によって輝き・色合いも変化し、乾燥がひどく水分がなくなると濁ってヒビが入るそうです.

語源：「貴石」を意味する"upala"[サンスクリット語] →「色の変化を見ること」を意味する"opallios"[ギリシャ語]
和名は半透明の白い色合いなどが（温泉卵のような状態の）卵の白身に似ていることに由来するそうです.

光沢のある透明～半透明で、ベースカラーは無色、乳白色、黒、青、緑、イエロー、オレンジなどさまざま.
石の内部から虹色にきらめき、角度によって色合いが変わる「遊色効果」は、オパールだけに見られる特徴ですが、遊色効果のないオパールもあります.

* ホワイトオパール：乳白色のベースカラーに遊色効果があるもの.
* ファイアオパール：メラメラと燃える炎のようなオレンジ、レッド、イエローの、遊色効果のないもの.
* コモンオパール：遊色効果のないもの（ファイアオパールは別扱い）.

オパールにちなんだものとして、"ホワイトオパール(White Opal)"、"ファイアオパール(Fire Opal)"といった色名がスワロフスキービーズにはあります.
ビーズでは、乳白色系のものの色合いを「オパール」と表現することが多く、スワロフスキービーズには、"バイオレットオパール", "パシフィックオパール", "カリビアンブルーオパール", "ローズウォーターオパール","ライトグレーオパール"、"パレスグリーンオパール"といった名称がありますが、これは宝石オパールにはない名称で、乳白色を指す言葉としてオパールが使われています.

トルマリン - Tourmaline - 電気石

無色、青、緑、黄、ピンク、赤、紫、黒とカラーバリエーション豊富な天然石.
各色のトルマリンには別名称（ex. レベライト[赤]，インディゴライト[青]）がありますが、グリーントルマリン、ピンクトルマリン、ブラックトルマリンなど色名をつけて呼ぶことが多いようです.

語源：「混ざり合った貴石」を意味する"turmali"[シンハリ語]
和名は、熱や圧力を加えると電気を帯びる唯一の鉱石であることに由来するそうです.

スワロフスキービーズの色名には、"トルマリン（Tourmaline）"、"グリーントルマリン(Green Tourmaline)"、ブルートルマリンの別名称の"インデイゴライト(Indigolite)" といった色名がつけられています.